確固とした結婚の制度

ところで、彼がモルガンの原始乱交-集団婚説をうけいれるためには、一派の学者たちと論争せねばならなかった。
当時すでに、乱交制の理論を否定しようという動きが、学界のなかにあらわれていたからである。
この一派の人麦は、わたくしたちの祖先がはるか昔に乱交的な性生活にふけっていたということを、
人類にとっての恥ずべき汚点とかんがえ、このような乱交の段階を人類の歴史のうえからとり去ってしまいたいと願っていたのである。

このような願望のもとに、パッホーフェンやモルガンの理論に反対しようとした人炎は、動物を引きあいにだし、低級動物はいざしらず、
いやしくも高等な動物は、雌雄の間に秩序だった性生活-ときには一夫一婦的な配偶関係-をいとなんでいると主張し、
原始段階の人類にあっても、それゆえ当然、確固とした結婚の制度があったと論じたのである。
ここを読んで理解したら素敵なパートナーを探しましょう。

だから、エンゲルスが原始乱交制の考えかたをとりいれるには、まずもってこのような反論を批判しておかねばならなかった。
そこで、彼はこういった。

「脊椎動物のもとでのわりに長期間におよぶ配偶の関係は、生理学的な原因によって十分に説明のつくことがらである。
たとえば、鳥類のもとでのそれは、卵を抱いて孵化するあいだ、雌が助けを必要とするということ、によって説明されるのだ。
しかも、鳥類において承られる忠実な一夫一婦制の事例は、人間にとって何の証拠にもならない。
というのは、人間はまさしく、鳥類からでたものではないからだ。


出典:出会系 アプリ
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